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相続税で困ったら最初に読むページ|申告・計算・不動産・生前贈与の判断ガイド

INHERITANCE TAX PRACTICAL LIBRARY

相続税で困ったら、
最初に読むページ

相続税の全体像と判断ガイド

相続税について調べ始めても、 「申告が必要なのか」「いくらになるのか」 「土地や生前贈与をどう考えるのか」など、 何から確認すべきか分からないことがあります。

このページでは、詳しい制度説明を詰め込まず、 現在のお悩みに合った専門ページをご案内します。

30-SECOND CONCLUSION

30秒で結論

相続税は、遺産総額だけでは判断できません。 相続人の人数、不動産の評価、生前贈与、生命保険、 債務、特例、遺産分割などによって、 申告の要否と税額が変わります。

まず確認することは、次の3つです。

  1. 1財産と債務をおおまかに把握する
  2. 2基礎控除を超えそうか確認する
  3. 3不動産・贈与・名義財産など個別論点を確認する

基礎控除の目安は 3,000万円+600万円×法定相続人の数です。 ただし、財産の評価や特例の適用には個別判断が必要です。

START HERE

あなたは今、どこで困っていますか?

最も近い項目を選んでください。 各ページでは、そのテーマを判断できるレベルまで詳しく解説しています。

02

計算方法を知りたい

財産評価、基礎控除、法定相続分、税率、 税額控除までの計算手順を確認します。

相続税の計算方法を見る
06

納税資金が足りない

現預金、生命保険、不動産売却、借入、 延納などの選択肢を比較します。

納税資金対策を見る
07

借金が多く相続放棄を考えている

プラス財産と債務を確認し、 相続放棄・限定承認・単純承認を検討します。

相続放棄の基礎を見る

ROADMAP

相続発生から申告・納税までの全体像

個別の手続は並行して進みますが、 相続税の検討はおおむね次の順番で行います。

STEP 1

相続人と遺言書を確認する

戸籍、遺言書、相続放棄の可能性を確認します。

STEP 2

財産と債務を調査する

預貯金、不動産、有価証券、保険、債務、生前贈与等を確認します。

STEP 3

相続税評価額を計算する

特に土地、非上場株式、名義財産は個別の検討が必要です。

STEP 4

申告の要否と概算税額を確認する

基礎控除、特例、税額控除を踏まえて計算します。

STEP 5

遺産分割と納税資金を検討する

一次相続だけでなく、二次相続や不動産管理も確認します。

STEP 6

相続税申告書を提出し、納税する

原則として、相続開始を知った日の翌日から10か月以内です。

FILING CHECK

相続税が0円でも、申告が必要な場合があります

基礎控除以下の場合

課税価格の合計額が基礎控除以下であり、 申告を要件とする特例を使わない場合は、 原則として相続税申告は必要ありません。

特例により税額が0円になる場合

配偶者の税額軽減や小規模宅地等の特例を使って 納付税額が0円になる場合でも、 適用を受けるために申告が必要となることがあります。

財産と加算対象となる贈与財産等の合計が、基礎控除を超えそうですか?
超えない見込み

財産漏れや評価誤りがないかを確認します。 不動産や家族名義預金がある場合は、金額だけで判断しません。

超える可能性がある

相続税の計算、特例、遺産分割、納税資金を確認し、 申告期限から逆算して準備します。

この判断は簡易的な入口です。 相続時精算課税財産、相続開始前贈与、生命保険金、 名義預金、国外財産等がある場合は、別途確認が必要です。

TAX OFFICE VIEW

税務署はここを見る

税務署は、申告書に記載された財産だけでなく、 申告内容と客観的資料が一致しているかを確認します。

01

預貯金の動き

相続前後の出金、家族口座への移動、現金化、贈与の有無を確認します。

02

家族名義の財産

名義だけでなく、原資、管理、運用、当事者の認識を確認します。

03

不動産の利用状況

登記、固定資産税、賃貸状況、現況、権利関係を確認します。

04

生前贈与

贈与契約、資金移動、贈与税申告、相続税への加算を確認します。

05

債務と葬式費用

被相続人の債務か、実際に負担した費用か、証拠があるかを確認します。

06

特例の適用要件

配偶者の税額軽減、小規模宅地等の特例などの要件を確認します。

TAX PROFESSIONAL VIEW

税理士はここを見る

  1. 01

    財産の漏れと二重計上がないか

    預貯金、不動産、保険、株式、貸付金、生前贈与、債務を時系列で確認します。

  2. 02

    評価方法が財産の実態に合っているか

    土地の形状、賃貸状況、株主構成、権利関係などを確認します。

  3. 03

    今回の相続税だけで判断していないか

    二次相続、納税資金、不動産管理、将来の売却まで比較します。

  4. 04

    遺産分割と税務上の選択が一致しているか

    税額だけでなく、相続人の生活、換金性、収益性、管理負担を確認します。

  5. 05

    判断根拠を将来説明できるか

    申告書の金額だけでなく、確認資料、評価過程、検討内容を整理します。

SELF CHECK

相続税申告の準備状況を確認する

未確認の項目が多い場合は、税額計算より先に 財産・債務・贈与の調査から始めます。

FAQ

相続税について最初によくある質問

相続税は、財産がいくらあるとかかりますか?

課税価格の合計額が、原則として 「3,000万円+600万円×法定相続人の数」で計算する 基礎控除を超える場合に申告を検討します。 ただし、不動産評価、生前贈与、名義預金等を含めて判断します。

相続税シミュレーションへ
相続税の申告期限はいつですか?

原則として、相続の開始があったことを知った日の翌日から 10か月以内です。申告と納税は同じ期限となります。

税額が0円なら申告しなくてよいですか?

必ずしもそうではありません。 配偶者の税額軽減や小規模宅地等の特例を使って 税額が0円となる場合には、適用のために申告が必要となることがあります。

自宅や土地の金額は、固定資産税評価額でよいですか?

土地は原則として路線価方式または倍率方式、 建物は固定資産税評価額を基礎として評価します。 土地の形状、接道、利用状況、賃貸状況等により検討が必要です。

相続不動産の判断ガイドへ
家族名義の預金も相続財産になりますか?

名義だけでは判断できません。 資金の原資、贈与の合意、通帳・印鑑の管理、 入出金、利息、利用状況等から実質的な所有者を判断します。

名義預金の専門ページへ
生前贈与した財産は相続税に関係しますか?

相続開始前の一定期間内の暦年課税による贈与や、 相続時精算課税を適用した贈与は、 相続税の課税価格へ加算される場合があります。

生前贈与の総合案内へ
相続税を現金で払えない場合はどうしますか?

預貯金、生命保険金、不動産売却、借入、延納などを比較します。 遺産分割後では選択肢が限られる場合があるため、 申告期限から逆算して検討します。

納税資金対策へ
何から相談すればよいか分かりません

財産の全容が分からない段階でも、 現在判明している預貯金、不動産、保険、借入、生前贈与等を整理します。 相談時に必要な資料や、次に確認すべき事項をご案内します。

ご相談・お問い合わせへ

OUR POLICY

当事務所の考え方

佐々木税務会計事務所では、制度の趣旨を踏まえ、 法令・通達・裁決・判例に基づいた 適正な制度利用をご案内しています。

税負担を軽減することだけを目的とするのではなく、 お客様が安心して制度を利用し、 将来にわたって説明できる相続・贈与を実現できるよう 支援することを大切にしています。

今回の相続税だけでなく、 遺産分割、納税資金、不動産、二次相続、 将来の売却や管理まで含めて判断することが重要です。

NEXT STEP

どのページを読めばよいか迷ったときは

現在分かっている財産とご家族の状況から、 何を確認し、どの順番で進めるべきかを整理します。

監修・更新情報

監修:佐々木税務会計事務所

最終更新:令和8年8月

本ページは、相続税実務ライブラリの入口として、 各専門ページの役割と案内先を整理したものです。 個別の税務判断は、相続開始日、財産内容、相続人、 遺産分割、過去の贈与、特例適用等によって異なります。

 
この記事を担当した執筆者
佐々木税務会計事務所 共同代表 佐々木謙
保有資格
専門分野相続・贈与・不動産・法人経営
経歴経営コンサルティング会社において約10年間、企業経営や事業承継に関するコンサルティング業務に従事。その後、法律事務所にて約5年間、相続・資産承継に関する実務を経験し、大手税理士法人では約10年間にわたり、相続税申告、財産評価、事業承継、生前対策など資産税業務を専門に担当しました。 これまで培ってきた税務・法務・経営コンサルティングの知見を活かし、一般のご家庭から地主・企業オーナーまで、幅広いお客様の相続・資産承継をサポートしています。 現在は佐々木税務会計事務所の共同代表として、「創族(そうぞく)」を理念に掲げ、相続税申告にとどまらず、生前対策、遺言書作成、家族信託、事業承継など、ご家族の未来を見据えた総合的な相続サポートに取り組んでいます。 相続は税金だけの問題ではなく、ご家族の人生に関わる大切な節目です。税務・法務・経営、それぞれの視点から最適な解決策をご提案し、お客様が安心して未来へ歩んでいただけるよう、分かりやすく実践的な情報発信にも力を入れています。
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